リエキソウハン
利益相反中級
Conflict of Interestコンフリクト・オブ・インタレスト利益の衝突
団体のために決める立場の人が、自分の得にもなる話を決めてしまう状態のことです。
なぜ大事?
悪いことをしたかどうかとは別に、「疑われる形」そのものが信用を削ります。 NPO、自治会、PTA、マンションの管理組合。人が集まってお金を扱う場所には、必ず出てくる話です。
やさしい解説
たとえば理事長が、自分の会社にチラシの印刷を頼むとします。安くて良い仕事だったとしても、外からは「身内にお金を流した」と見えます。これが利益相反です。NPO法には、法人と理事の利益がぶつかる事柄ではその理事は法人を代表できない、という決まりがあり、代わりの人(特別代理人)を立てることになっています。
たとえるなら、審判が片方のチームの親であるような状態です。判定が公平でも、観客は納得しません。だから審判を交代します。
対処は「隠さず、本人抜きで決める」の一点です。当事者は採決から外れ、決めた経緯を議事録に残す。AIかけこみ寺が会計を全件公開しているのも、この疑いを最初から持たせないためです。
例文
- 「理事長の会社に発注するのって、利益相反になる?」「安くても、本人抜きで決めて記録を残すのが筋だね」
- 「利益相反って、悪いことをしたって意味?」「していなくても『疑われる形』のことだよ。だから先に手を打つんだ」
一次資料
最終更新: 2026-09-12