テイカン
定款中級
会社や法人の根本ルールを書いた文書で、その団体にとっての憲法にあたります。
なぜ大事?
町内会でもPTAでも、もめるのはたいてい「誰が決めるのか」が決まっていないときです。仲が良いうちは話し合いで済みますが、意見が割れた瞬間に拠り所がないと、団体そのものが止まってしまいます。
やさしい解説
定款は、家を建てるときの設計図に似ています。住み始めてから「やっぱり部屋をもう1つ」と言っても、柱の位置は最初に決まっているので簡単には増やせません。定款も同じで、書いていない事業は原則としてできません。
だから作るときは、今やることだけでなく、数年先にやるかもしれないことまで書き込みます。目的、名前、事務所の場所、行う事業、会員や役員の決め方、お金の扱い、そして解散したときに残った財産をどこへ渡すか。最後の項目まで先に決めておくのが決まりです。
具体的に書きすぎると身動きが取れず、ぼんやり書きすぎると役所から直しを求められます。ちなみに定款は法人ごとに役所へ出す公式の文書なので、他の団体のものを読むこともできます。書く人がまず何本か読んでから書くのは、そのためです。
例文
- 「団体のルールってどこに書いてあるの?」「定款だよ。うちの憲法みたいなもの」
- 「新しい活動をはじめる前に、定款に書いてあるか見てみよう」
一次資料
最終更新: 2026-08-16