ラピダス

ラピダス中級

Rapidusラピダス

日本で最先端の半導体をもう一度作ろうと、国と大手企業が集まって2022年に作った会社です。北海道の千歳に工場があります。

なぜ大事?

AIもスマホも、最先端の半導体が無ければ動きません。それを作れるのは、いま台湾の TSMC などごく数社です。その部品を自分の国で作れるかどうかは、電気や食料と同じ安全保障の話になっています。ラピダスは、その挑戦に国が1兆円近くを入れている、日本でいちばん大きな賭けです。

やさしい解説

名前はラテン語で「速い」。日本はかつて半導体で世界一でしたが、1990年代以降に負け続け、最先端の工場は無くなりました。ラピダスは、その空白を一気に飛び越えて「2ナノ」と呼ばれる最先端の世代を作ろうとしています。ナノは10億分の1メートルで、数字が小さいほど新しく、難しい。

2022年8月にトヨタ、ソニー、NTT、ソフトバンクなど8社が出資して設立し、アメリカの IBM から技術を学びました。千歳の工場は2025年から試作を始め、2027年の量産を目標にしています。国からの支援は累計で9,200億円を超え、2026年には政府と32社から2,676億円の追加出資が決まりました。

成功するかは、まだ分かりません。作れても、買ってくれる客がつくかは別の話です。それでも「日本で作れる」を取り戻すために、国が本気で金を出している。ニュースでこの名前を見たら、そういう話だと思ってください。

例文

  • 「ラピダスってなに?」「日本で最先端の半導体をもう一度作る会社だよ。北海道の千歳にあって、国が1兆円近く入れてるんだ」
  • 「なんで国がそんなに出すの?」「半導体は電気や食料と同じ安全保障だからね。自分の国で作れるかどうかの話なんだ」

一次資料

最終更新: 2026-09-08