ムーアノホウソク

ムーアの法則上級

Moore's Lawムーアズ・ロームーアの法則

半導体に詰め込める部品の数が、一定の期間ごとに倍になっていく、という見かたです。

なぜ大事?

この60年、計算機が安く速くなり続けた理由を説明する言葉です。スマホが昔の大型計算機より速いのも、AIが現実になったのも、この積み重ねの上にあります。

やさしい解説

1965年に、半導体会社の創業者ゴードン・ムーアが書いた観察です。自然の法則ではなく、業界が目標として共有し、結果としてそのとおりに進んできた、という性格のものです。

倍が繰り返される増えかたは、人の直感を裏切ります。1、2、4、8……とゆっくり見えて、10回で1000倍、20回で100万倍になります。「しばらく何も起きないように見えて、あるとき急に手が届く」のはこのためです。

近年は「もう限界だ」と何度も言われてきました。実際、部品を小さくする方法だけでは頭打ちに近づいています。そのかわり、GPUのように形を変えて速さを稼ぐ方向へ移りました。数え方を変えれば、伸びはまだ続いています。

例文

  • 「昔のパソコンより今のスマホのほうが速いの?」「けた違いだよ。ムーアの法則で説明される話だね」
  • 「もう終わったって聞いたけど」「小さくする方法は限界に近いね。でも別の形で伸びは続いているよ」

一次資料

最終更新: 2026-09-05