これはAIかけこみ寺の活動や、その中で使っている言いかたについての項目です。世の中で広く使われている言葉ではありません。
カケコミアプリ
かけこみアプリ初級
必要とされているのに作られてこなかった道具を、現場の声から作って無償で渡す取り組みです。
なぜ大事?
世の中には、困っている人がいるのに存在しないアプリがあります。 需要が小さいからではありません。その困りごとが、作れる人のところまで届かないからです。かけこみアプリは、その届かない部分を埋めます。
やさしい解説
なぜ作られてこなかったのか。理由は3つあり、どれもお金の流れの形からきています。
払う力のない人が困っている。 ひとり親の家庭、福祉の現場、ボランティアの団体。いちばん助けが要る場所ほど、開発費を出せません。商売として成り立たないので、誰も作りません。
困りごとが上に届かない。 現場の人は、それが「作れば解決する問題」だと気づいていません。手作業でやるのが当たり前だと思っている。一方で作れる人は、その困りごとの存在を知りません。両者が出会わないまま、何十年も続きます。
得をする人と、払う人がずれている。 道具ができると、使う本人だけでなく、周りの人も家族も行政も楽になります。ところがその得は、作った側には1円も返りません。いわゆる外部性です。
この3つが重なると、必要なのに市場が拾わないという状態が残ります。市場の失敗と呼ばれる形のひとつです。
いま手が届くようになった
作る費用が下がったことで、この空白に入れるようになりました。以前なら数百万円かかった仕事が、AIを使った作りかたならはるかに短い時間でできます。
これまで作ってきたものの例です。
- 手作りの食品に貼るラベルを、決まりに沿った形で作る道具
- 遠足のバスの座席表を、条件を入れると組んでくれる道具
- ひとり親の方が、これからのお金の見通しを立てる道具
作ったものは依頼主に無償で渡し、誰でも使える形で公開します。 同じ困りごとを持つ人は全国にいるからです。1か所で作ったものが、そのまま他の場所で使えます。 これが「AIで善意をスケールする」という言葉の、いちばん分かりやすい形です。
例文
- 「こういう作業、毎回手でやってて大変で」「かけこみアプリで相談してみたら? そういう困りごとから作るんだよ」
- 「なんで今まで誰も作らなかったの?」「困ってる人にお金が無くて、困りごとも作れる人に届いていなかったからだね」
一次資料
最終更新: 2026-09-05