ガイブケイザイ

外部経済上級

Externalityエクスターナリティ外部性

ある人の行いが、お金のやりとりを通さずに、まわりの人に良い影響を与えることです。

なぜ大事?

世の中に足りないものの多くは、これで説明がつきます。 良い影響がまわりにこぼれるほど、やった本人の取り分は減る。だから誰もやりたがらない。「必要なのに誰もやらない」の正体です。

やさしい解説

養蜂家と果樹園の話がよく使われます。蜂を飼うと、蜂は近所の果樹の花を回ります。果樹園はただで実りが増えますが、養蜂家に代金は入りません。 この、取引の外へこぼれた良い影響が外部経済です。

反対に、悪い影響がこぼれることもあります。工場の煙で近所が困る、といった形です。こちらは外部不経済と呼びます。まとめて「外部性」と言います。

AI教室で考えると分かりやすいです。 ひとりの高齢の方がスマホを使えるようになると、家族の手間が減り、詐欺に遭いにくくなり、行政の窓口も混みません。その得は、教えた側には1円も返ってきません。

だから商売としては成り立ちにくい。値段をつけようにも、得をしている人からは取れないからです。こういうものを誰が担うのか。 NPOや行政が出てくるのは、この空白があるためです。

例文

  • 「なんで無料でやるの?」「得をするのが本人だけじゃないからだよ。外部経済っていうんだ」
  • 「工場の煙で困ってる」「それは逆の外部不経済だね。代金を払わずに迷惑をかけている形」

一次資料

最終更新: 2026-09-05