アジノモトビルドアップフィルム
味の素ビルドアップフィルム上級
Ajinomoto Build-up Filmアジノモト・ビルドアップ・フィルム味の素の積み上げ膜
味の素が作っている、半導体に使う極薄の膜です。世界のほとんどがこれを使っています。
なぜ大事?
調味料の会社が、AIを動かす部品に欠かせない材料を握っています。 パソコンやサーバーの中心にある半導体の、ほぼすべてに使われています。日本の産業の意外な強みとして、よく引き合いに出されます。
やさしい解説
半導体の中では、髪の毛よりずっと細い配線が何層も重なっています。層と層のあいだで電気が混ざらないように、絶縁する膜を挟む必要があります。その膜がこれです。略して「ABF」と呼ばれます。
なぜ調味料の会社が作れたのか。うま味調味料を作る過程で扱ってきたアミノ酸の技術から生まれました。1990年代に事業として立ち上がり、いまではこの分野で世界の大半を占めています。
AIの需要が増えると、この膜も足りなくなります。AIの話題で「味の素」の名前が出てくるのは、この材料のことです。 冗談ではありません。
一つの会社に集中していることは、供給が止まったときの弱さでもあります。だからこそ、各国が代わりを探しています。
例文
- 「AIの話でなんで味の素?」「味の素ビルドアップフィルムっていう、半導体に挟む膜を作っているんだ。世界のほとんどがこれ」
- 「調味料の会社なのに?」「うま味調味料のアミノ酸の技術から生まれたんだ」
一次資料
最終更新: 2026-09-05