ピービーシー
PBC特級
Public Benefit Corporationパブリック・ベネフィット・コーポレーション公益目的会社
株式会社でありながら、公益のための目的を会社の決まりに書き込んだ形です。アメリカの制度です。
なぜ大事?
「もうけるか、公益か」の二択ではないことを示しています。AIの会社がこの形を選ぶのは、速く動く力と、暴走しない歯止めの両方が要ると考えているからです。
やさしい解説
普通の株式会社では、経営者は株主のために働きます。「もうかるが、社会に良くない」ことを止める理由が、制度の中にありません。
PBCは、そこに歯止めを入れます。会社の決まり(定款)に、もうけ以外の目的を書き込む。すると経営者は、株主の利益だけでなく、書き込んだ公益も一緒に考える義務を負います。「株主が損をするから」という理由だけでは押し切れなくなります。
AIの分野では、アンソロピックがこの形をとっています。 安全を掲げながら、投資を集めて速く開発する。その両方を制度の側から支える狙いです。
日本には、同じ制度がありません。 株式会社か、NPO法人などの非営利か、という分かれかたになります。中間の形が要るという議論はありますが、まだ制度にはなっていません。
書き込んだからといって、必ず守られるわけではありません。歯止めがあること自体が、判断の場面で効く、という程度のものです。
例文
- 「PBCって普通の会社と何が違うの?」「公益の目的を会社の決まりに書き込んであるんだ。経営者はそれも考える義務を負う」
- 「日本にもあるの?」「PBCと同じ制度は無いんだ。株式会社か非営利か、という分かれかたになるね」
一次資料
最終更新: 2026-09-05