ジョウホウノリョウイキ

情報の領域上級

小学校で生成AIを学ぶことになる、これから新しく作られる学習の枠です。

なぜ大事?

小学3年生から、生成AIの仕組みとリスクを習うことになります。 学校で教わった子が、家に帰って祖父母に話す。そんな場面が数年後には普通になります。教える側の大人が、置いていかれる番になりかねません。

やさしい解説

学校で何を教えるかは、国が「学習指導要領」という形で10年ごとに決めています。いまその大きな作り直しが進んでいます。

案の中身は2つです。

  • 小学校:3年生以上の「総合的な探究の時間」(いまの総合的な学習の時間から名前が変わる予定)に「情報の領域」を足す。生成AIの特性と仕組み、インターネットのリスク、プログラミングを学ぶ
  • 中学校:技術・家庭科を2つに分け、新しい教科「情報・技術科」を作る。情報を学ぶ時間は最大で週2コマ程度と、いまの倍になる

生成AIが、小学校から高校まで順を追って学ぶものとして位置づけられるのは初めてです。

まだ決まってはいません。 2026年8月31日に中央教育審議会の部会が改訂案を示した段階で、意見の募集を経て、2026年末に答申。小中学校は2026年度末、高校は2027年度末に告示される見通しです。実際に授業が始まるのは、その数年後になります。

なお現在も、中学校の技術・家庭科には「D 情報の技術」という内容があり、現場ではこれも「情報の領域」と呼ばれています。

例文

  • 「小学生がAIを習うの?」「次の学習指導要領の案に入っているよ。情報の領域という枠でね」
  • 「もう決まったの?」「まだ案の段階。答申が2026年末で、授業が始まるのはその数年後だね」

一次資料

最終更新: 2026-09-05