カンリシャケンゲン
管理者権限中級
Administrator Privilegeアドミニストレーター・プリビレッジ管理者権限
その機械やサービスの中で、何でもできてしまう強い権限のことです。
なぜ大事?
詐欺の狙いは、最後はここです。 「サポートします」と近づいてきて、これを渡させる。渡した時点で、機械の中は相手の思いどおりになります。
やさしい解説
パソコンやスマホには、できることの強さに段があります。ふだん使う権限では、自分の書類は開けても、機械の芯にあたる部分は触れません。うっかり壊せないように、わざと制限されています。
管理者権限は、その制限が無い状態です。ソフトを入れる、設定を書き換える、他の人のものも見る。間違えたときも、悪意で使われたときも、止めるものがありません。
「この操作には管理者の許可が必要です」と出て、パスワードを聞かれることがあります。あれは「本当に強い権限で実行しますか」という確認です。心当たりのないときに出たら、そこで止めてください。
気をつけること
いちばん多い被害の形は決まっています。
- 画面に「ウイルスに感染しました」と警告と電話番号が出る
- 電話すると、遠隔で操作するアプリを入れるよう言われる
- 入れると、相手が管理者権限で中を触れるようになる
本物の会社が、画面に電話番号を出して電話させることはありません。 これはサポート詐欺と呼ばれる形で、被害が続いています。画面を閉じて、電話しない。 それで終わりです。
団体で使うとき
サービスの管理者権限も同じです。辞めた人の権限を外し忘れるのがいちばん多い事故です。あわせて、管理者をひとりだけにしない。 その人と連絡がつかなくなると、誰も何もできなくなります。
例文
- 「ウイルス感染って画面が出て、電話しろって」「それは詐欺だよ。管理者権限を渡させるのが狙いなんだ」
- 「団体のアカウント、管理者は誰?」「ひとりだけにしないほうがいいよ。管理者権限は複数人で持っておこう」
一次資料
最終更新: 2026-09-05