ダークパターン
ダークパターン中級
Dark Patternダーク・パターン暗い型
利用者が損をするほうを選んでしまうように、わざと作られた画面のことです。
なぜ大事?
間違えたのではなく、間違えるように作られています。 「自分が不注意だった」と思ってしまいがちですが、多くは設計の結果です。そう知っているだけで、引っかかる回数が減ります。
やさしい解説
よくある形はだいたい決まっています。
- 押させたいほうだけ目立つ。 「すべて許可」は大きな色付きのボタン、「必要なものだけ」は小さな灰色の文字
- やめる道だけ長い。 申し込みは3回押せば終わるのに、解約は電話か、画面を何枚もたどる
- 黙っていると有料になる。 無料のお試しが、期限を過ぎると自動で切り替わる
- 勝手に入っている。 申し込みの画面で、オプションのチェックが最初から入っている
- 急かす。 「残り3分」「あと2名」。数字の根拠はない
- 断りにくい言葉。 「いいえ、損をしてもかまいません」のように、断る側が悪いように書く
見分けようとするより、身構えかたを変えるほうが効きます。
押しやすいほうが、自分に得だとは限らない。
これだけ覚えておけば十分です。大きくて目立つボタンが出てきたら、いったん止まって、小さいほうの文字を読む。急かされたら、それは急がせたい側の都合です。
各国で規制が進んでいて、日本でも表示のしかたは法律の対象になりつつあります。ただ、法律が追いつくより新しい形が出るほうが早いので、自分の構えを持っておくのが確実です。
例文
- 「変なオプションが付いてた」「ダークパターンかもね。最初からチェックが入ってたんじゃない?」
- 「解約がどこにも見つからなくて」「それもダークパターン。やめる道だけわざと長くしてあるんだ」
一次資料
最終更新: 2026-09-05