1. このツールでできること・できないこと
バスツアーの座席表を作るためのツールです。 申し込みグループを順番に入れると、席を自動で割り振り、そのまま印刷できる座席表にします。 手書きで作っていた「グループごとにマーカーで囲む」座席表を、画面の上で作れるようにしたものです。
できること
- 申し込み順にグループを入力して、席を自動で割り振る
- 座席の形を11列45席と12列49席から選ぶ(最後部だけ5席並び)
- 最前列の運転席側2席を業務席としてお客様の配置から外す
- 前のお席をご希望(有料オプション)のグループを前から3列目までに集め、 座席表では斜めストライプで見分けられるようにする
- グループの席をひとつづきにまとめ、大きな枠1つで囲む(四角のほか、横一列やL字もあります。枠の中に名前と人数を1回だけ書きます)
- 別のグループと並ぶ席(相席)で男女が隣り合わないようにする
- 席に余裕があるときは相席そのものを無くす
- 隣り合うグループが違う色の枠になるようにする
- 使わない後方の席を、まとめて「自由席」の枠にする
- 複数日のツアーで、2日目は前後を入れかえた座席表を作る(前のお席をご希望の組は前3列のまま、その範囲内で回ります)
- 席をタップして1席ずつ入れ替え、手直しする
- A4縦・1日1ページで印刷/PDF保存する
できないこと(対象外)
- 実際の車両の座席配置そのものの取り込み(形は2種類から選ぶだけです)
- サロン席・補助席・車いす対応席・トイレ付き車両などの特殊な配置
- お客様の年齢・体調・酔いやすさ・車窓の見え方といった個別のご事情の考慮
- 予約システムや名簿ファイルからの取り込み
- お客様への座席の通知・メール送信
- 「この席順で問題ない」という保証
このツールが作るのは下書きです。 実際の車両の座席配置、お客様からのご要望、社内の決まりとの突き合わせは、 最後に必ずご自身で確認してください。
2. まずは見本で試してみる
いきなり本番のツアーを入力するより、先に見本を入れて動きを見るほうが早く分かります。
画面の「5. 保存と持ち出し」に、見本のボタンが2つあります。 込み具合によって動きが変わるので、両方見ておくと分かりやすいです。
| ボタン | 中身 | 見どころ |
|---|---|---|
| 見本を入れる(空席多め) | 2日間ツアー・8組20名(43席に対して空席23席) | 相席がまったく起きない配置。前のお席をご希望のグループ、同じ名字のお客様、 5名のグループ、日ごとの席替えなど、よくある形がひととおり入っています |
| 見本を入れる(ほぼ満席) | 3日間・14組42名(43席に対して空席1席)。前のお席をご希望が4組11名、おひとり様が3組 | 相席が避けられない込み具合です。前席オプションの溢れなど、 注意メッセージが実際にどう出るかと、 日ごとの席替えがどう効くかを確かめられます |
見本を押すと、いま入力している内容は置きかわります。 入力内容はブラウザに自動保存されるので、次に開いたときは続きから作業できます。
3. 操作の手順
-
ツアーの情報を入れる
ツアー名・号車・日数・出発日を入れます。ここに入れた内容は印刷する座席表の見出しにも出ます。
- 日数…入れた日数ぶんの座席表ができます(1日1ページで印刷されます)
- 出発日…2日目以降の日付は自動で翌日になります。見出しには
10/25(土)の形で出ます
-
バスの座席の形を選ぶ
11列45席か12列49席を選びます。どちらも通路をはさんで左2席+右2席で、 最後部の列だけ5席横並びです。
いちばん前の運転席側(右)2席は「業務席」として、お客様の配置から外しています。 乗務員・添乗員の席です。座席表では灰色の点線枠で表示され、印刷にも出ます。
お客様が座れるのは、11列45席なら43席、12列49席なら47席です。 -
グループを申し込み順に入れる
「+ グループを追加」で1組ずつ足していきます。上から申し込み順に並べてください。
- 人数…そのグループの人数です。人数を変えると、下の男女の欄も自動で増減します
- 男女…1人ずつ「男」「女」を選びます。相席のときに男女が隣り合わないようにするためだけに使います
- 前のお席をご希望…有料オプションを買われたグループにチェックを入れます
- 名字…「3. お名前の出し方」でチェックを入れたときだけ、この欄が出ます。ふだんは欄そのものがありません
- ↑ ↓ 削除…並べ替えと削除です。並び順がそのまま前からの優先順位になります
男女が分からない場合は「未入力」のままで構いません。 未入力の方は、相席の相手として誰とでも組み合わされます。
-
座席表を見る(自動で決まります)
入力するたびに、右側の座席表が自動で作り直されます。 決め直したいときは「自動で席を決める」を押してください。
座席表は前(運転席)を上にした平面図です。 グループの席はひとつづきにまとまり、大きな枠でぐるっと囲まれます。 手書きで「グループをマーカーで囲む」やり方をそのまま画面にしたものです。 枠の形は四角とはかぎりません。3名なら通路をまたいだ横一列、 6名なら横一列4席+2席のL字のように、人数ごとの決まった形で囲みます。
- 枠の中の「お客様A」…申し込み順の記号(お名前を出す設定にすると「山田様」になります)。枠の中に1回だけ書かれ、席ごとには繰り返しません
- 枠の中の「②」…そのグループの人数を丸数字で表したもの(②なら2名のグループ)。組の記号は英字(A・B・C…)、人数は丸数字(①②③…)と分けてあるので、見間違えません
- 各席の右下すみの「男/女/空」…入力したとおりの男女、または空席の印です。枠の中の名前と重ならない位置に出るので、おひとりのお客様でも性別が読めます(印刷でも同じです)
- 枠の色…隣り合うグループが同じ色にならないよう、10色を自動で振り分けます(混んでいるときほど、色を広く使い分けます)
- 斜めストライプの席…前のお席をご希望(有料オプション)のグループです。 色はそのままで模様だけが変わるので、組の見分け方は変わりません。 座席表の下の凡例にも「斜めストライプ=前席オプション」と出ます(印刷にも出ます)
枠が通路をまたぐことがあります。 たとえば8名のグループは「4席×2列」の枠になり、左右の席が通路をまたいで1つの枠でつながります。 これは1つのグループという意味です。
おひとりのお客様は、1席ぶんの枠です。 2席ぶんの枠で囲むと2人組に見えてしまうため、枠は必ず人数ぶんの広さになります。 となりの席を空けておく場合も、その空席は枠の外のふつうの空席として表示します。
誰も使わない後方の席は、まとめて「自由席」の枠で囲まれます。
-
手で直す
入れ替えたい席を1つタップして、次に入れ替え先の席をタップします。 2つの席が入れ替わります。空いている席とも入れ替えられます。 選んだ席は赤く囲まれます。同じ席をもう一度タップすると、選び直せます。
入れ替えできなかったときは、その理由が座席表の上に出ます。 (例:「業務席にはお客様を配置できません。」) このとき座席表は元のままで、崩れることはありません。
手で直したあとは、気になる点を自動で見直してお知らせします。 自動で決めたときは決まりを守っているので何も出ません。 手で動かしたあとは、その座席表のすぐ下に結果が出ます (どの日の話かは、枠のすぐ上の座席表を見れば分かります)。
枠の色 出る文 意味 緑 この座席表を確認しました:問題は見つかりませんでした。 気になる点はありません。動かすたびに調べ直しています 黄 この座席表を手で直したあとの確認(n件) 手で動かしたことで、決まりから外れた点があります 「(はじめの割り当てのときから)」と付いた行は、 満席に近いなどの事情で最初からそうなっていたものです。 手で動かしたせいではないので、区別して表示しています。
出る場面 出るメッセージ 前のお席をご希望の組を、4列目以降に動かした 「お客様A(前席オプション)が4列目以降にいます。」 別々のグループの男女が、通路をはさまずに並んだ 「7列目で男女が相席になっています。」 1つのグループの席が、離れた場所に分かれた 「お客様Bの席が2か所に分かれています。」 人数ぶんの席がそろっていない 「お客様C(4名)の席が3席しかありません。」 業務席にお客様が入った 「1列目の業務席にお客様が座っています。」 これは注意のお知らせで、操作を止めるものではありません。 事情があってわざとそうしている場合は、そのままで構いません。 このお知らせは印刷には出ません。「自動で席を決める」を押すと消えます。 また、メッセージにお客様のお名前は出さず、記号(お客様A など)だけを使います。
手直しは最後にしてください。 グループの人数や日数などの入力を変えると席を決め直すため、手で直した内容は消えます。 「自動で席を決める」を押したときも同じで、手で直した内容は全部消えて、 申し込み順の割り当てに戻ります(全日ぶんが対象です)。
-
印刷する(PDFでも保存できます)
「印刷する」を押すと、座席表だけが印刷されます(入力欄やボタンは印刷されません)。 A4縦・1日1ページです。2日間なら2ページになります。
印刷画面で「送信先」を「PDFに保存」にすると、PDFファイルとして保存できます。 色の枠が薄く出るときは、印刷画面の「背景のグラフィック」を有効にしてください。 白黒印刷では、グループの区別は背景の色の濃さでつきます。 気をつけたいところ(分かれた席の赤い太枠、男女がとなり合った席のオレンジの破線と「男女」の印、 自由席の破線)は、線の種類と文字で見分けられます。
4. お名前を出すかどうか
座席表は紙です。落とすことも、車内に置き忘れることもあります。 お客様のお名前を印刷するかどうかは、このツールが決めることではなく、 会社の決まりとその場の運用で判断することです。
そのため、このツールの初期設定ではお名前を出しません。 かわりに「お客様A」「お客様B」という申し込み順の記号で表示します。 添乗員の手元の名簿と記号で照合できれば、座席表そのものにお名前を書く必要はありません。
初期設定では、そもそもお名前の入力欄が画面に出ません。 「3. お名前の出し方」でチェックを入れると、グループごとに名字の欄が現れます。 チェックを外すと欄は消えますが、入力したお名前は消えずに残っていて、 もう一度チェックを入れれば元どおり出てきます。
| 設定 | 座席表に出る文字 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| お名前を出さない (初期設定・おすすめ) |
お客様A お客様Bお名前の入力欄も出ません |
お客様にお見せしない、添乗員の手元用の座席表。落としても個人が特定されません |
| お名前を出す | 山田様 |
車内に掲示する、乗務員と共有するなど、お名前が必要な場面 |
同じ名字のお客様がいるとき
お名前を出す設定にしたとき、同じ名字のグループが2組以上あると自動でフルネーム表示に切り替わります
(例:佐藤太郎様 佐藤花子様)。同姓のお客様を取り違える事故を防ぐためです。
- 同姓のグループにだけ「下のお名前」の入力欄が出ます(
太郎のように、名字を除いた部分だけを入れてください)。ほかのグループには出ません - 座席表には、名字と下のお名前をつなげて
佐藤太郎様と出ます - 下のお名前を入れないままだと
佐藤様が2つ並んでしまうので、画面に注意が出ます - 名字を入れていないグループは、お名前を出す設定でも「お客様A」のままです
同じ名字の相手の組へ、その場で飛べます。
注意書きの中に「同じ名字の組:C組」のようなボタンが出ます。
押すとその組の入力欄までスクロールして、下のお名前の欄にカーソルが入ります。
3組以上が同姓のときは、その全部がボタンになります。
5. 席の決め方(機械が何を考えているか)
「自動で席を決める」を押したとき、機械は次の順番で考えています。
-
前のお席をご希望のグループを先に置く
有料オプションのグループを、前から3列目まで(業務席を除く)に、申し込み順に詰めます。 前3列に入りきらない場合は4列目以降に流し、画面に注意を出します。
-
残りのグループを申し込み順に、前から詰める
グループの席は、必ずひとかたまり(前後左右でつながった形)になるように置きます。
形は人数ごとに「理想のかたち」が決まっています。 添乗の現場で実際に使われている座席表に合わせたものです。
グループは「横に広げる」のが基本です。 前後に長く伸びるとバスの中で離れて座ることになるため、 かたまりの奥行きは2列までにしています。 2名のお客様を前後に縦並びにすることはありません(必ず同じ列の隣どうしです)。
ただし9名以上のグループは、2列では入りきらないので、 必要なぶんだけ列を重ねます(12名なら3列)。この場合は「前後に長い」の注意は出ません。人数 理想のかたち 図(色つき=お客様/すき間=通路) 1名 1席(窓側) 2名 横に2席(必ず同じ列。縦並びにはしません) 3名 通路をまたいだ横一列 4名 通路をまたいだ横一列 5名 正方形+通路をまたいで1席 6名 横一列4席+2席(横一列と正方形が重なった形) 7名 横一列4席×2列から、窓側を1席だけ空けた形(左右どちらの窓側でもかまいません) 8名 横一列4席×2列(2列をまるごと使います) 9名 横一列4席×2列+次の列に1席 10名 横一列4席×2列+次の列に2席 11名以上 同じ考え方で、横一列4席の列を必要なだけ重ね、あまりを次の列に置きます(あまりが3席なら、空く1席は窓側) いちばん前の列は、お客様が座れるのが2席だけです (運転席側の2席が業務席のため)。この2席は、次の列とひとまとめにして使います。
- 2名の組、またはおひとり様2組でちょうど埋まります
- 5名・6名の組なら、前に2席+次の列にのこりを置いて、本来のかたちのまま収まります
- 3名・4名の組は、本来のかたちが横一列なので、この2席には入りません。最前列は空けたまま次の列へ送ります
テトリスと同じで、入らない列は飛ばします。 空けたままにした最前列は、あとから来る2名の組やおひとり様が埋めていきます。 申し込み順は変えません。
左右どちらに寄せるか、前後どちらに寄せるかは決めていません。 そこを固定すると、ほかのグループの置き場がなくなって 離れ離れになる組が増えるためです。パズルとして解けることを優先しています。
いちばん後ろの列(5席の横並び)は最終手段です。 ほかに置き場があるうちは使いません。
お2人のグループが、通路をはさんで分かれることはありません。 通常列の2人掛けは「左の2席」「右の2席」の組です。 そのまん中(通路をはさんだ2席)は、画面ではとなり合って見えても 並んで座っていることになりません。 お2人にとっては泣き別れなので、どんなに混んでいてもこの形は作りません。
(いちばん後ろの列は5席が地つづきなので、この決まりは効きません)相席なしのおひとり様は、窓側に置きます。 通路側にぽつんと座るより自然なためです。 ただし窓側にこだわってうしろの列に回ることはありません(前から詰めるほうが優先です)。
かたちを整えるために、1列うしろにずらすことがあります。 席が混んでいるときも同じですが、そのときは 残していく空席を、あとから来るグループが使えるかどうかを確かめてからずらします。 使えないすき間をまばらに残すと、大きなグループの置き場がなくなるためです。
それでも泣き別れが出てしまう構成では、かたちをそろえるのをあきらめて前から詰め直します。 かたちより「離れないこと」がずっと大事だからです。
考え方はテトリスです。 申し込み順にグループのかたまりを前から落としていき、 そのときにできたすき間は、あとから来るおひとり様・お2人のお客様が前から埋めていきます。
- おひとり様は、すでに片側がふさがっている席から埋めます。まっさらな2人掛けを崩すと、使いみちのない1席が散らばって、大きなグループの置き場がなくなるためです
- そのため、うしろにずらしてよいのはあとから来る小さい組で埋まりきるぶんだけです
- 大きなグループは、すき間を飛ばして次のまっさらな列に進みます。すき間は小さい組の領分だからです
- すでに座っている席のとなりにも寄り添うように入ります(4席×2列の枠の左上2席がふさがっていても、残る6席は6名の本来のかたちです)
申し込み順のままでは、どうしても入らないことがあります。 大きなグループが最後のほうに申し込んでいると、そのころには まとまった場所が残っていない、という場合です。
このときだけ、入りきらないグループの順番を入れ替えます。「あまりの席」どうしを打ち消し合わせます。 たとえば6名のグループは横一列4席+2席なので、2席のあまりが出ます。 5名のグループも2席のあまりが出ます。 この2つを続けて置くと、あまりどうしがぴったり噛み合います。
申し込み順のあいだに別のグループがはさまっていると、これができません。 そこで順番を入れ替えて、あまりが噛み合う並びをさがします。順番を入れ替えても入らないときは、かたちを変えます。 3名を横一列からL字に、5名を「正方形+1」から「横一列4席+1」に、といった具合です。 こうすると出るあまりの数が変わるので、ほかのグループのあまりと打ち消し合えます。
かたちより「離れ離れにならないこと」がずっと大事なので、この順で譲っていきます。いちばん後ろの列(5席の横並び)は、かたちのお知らせの対象外です。 通路がなく席数も違うので、「4席の列」を前提にしたかたちが当てはまりません。 5名の組がぴったり収まっているのを「崩れています」とはお伝えしません。
本来のかたちに敷き詰められるかは、計算で分かります
通常列は4席なので、グループを本来のかたちで置くと「端数」が出ます。
人数 使う席 出る端数 4名・8名 列をまるごと なし 3名・7名 3席 1席 2名・6名 2席 2席 1名 1席 3席 5名 3席の列+2席の列 1席と2席が同時に この端数どうしが噛み合えば、席は無駄になりません。ここに大事な違いがあります。
- 端数1(3席使った列の残り)は、おひとり様でしか埋められません。ほかに1席だけのグループはないからです
- 端数2(2席使った列の残り)は、2人組でも、ほかの「2席使った列」でも埋まります。2席使う列どうしを同じ列に並べれば、ちょうど4席になります
いちばん前の列(お客様は2席)といちばん後ろの列(5席)も、端数を引き受けます。 2名の組は最前列にぴったり、5名の組は最後部列にぴったり収まります。
この勘定で足りなければ、どう並べ替えても全組を本来のかたちにはできません。 そのときは座席表の下に「端数の計算上、全部のグループを本来のかたちにすることはできません。 どう並べ替えても、どこかは崩れます。」とお伝えします。手直しをお願いしません。
足りているのに崩れている場合だけ、「手で入れ替えてください」とお伝えします。本来のかたちに収まらなかった組は、座席表の下でお知らせします。 「席が混んでいるため、3組が本来のかたちになっていません:お客様B(3名)…」のように、 どの組がどうなっているかを1件にまとめて出します。
ほぼ満席のときは、3名の組が横一列とL字で混ざることがあります。 上の端数の勘定で「できないはず」の構成なら、それは仕方のないことです。 「できるはず」なのに崩れている場合は、お知らせに出ている組を手で入れ替えてください。グループが離れ離れになるのは、いちばん避けたいことです。 席が混んできたときは、 ①形よくひとかたまり → ②前後に長くてもひとかたまり → ③形をくずしてもひとかたまり → ④どうしても無理なときだけ分ける の順に手を尽くします。
②③になったときは「席が混んでいるため、お客様○の席が前後に長くなっています。 同じグループはひとつづきになっています。」とお知らせします。 ④になったときは「【要確認】…離れた席に分かれてしまいました。」と、 いちばん目立つ形で先頭に出します。分けたあとの形も、それぞれできるだけ奥行き2列までを守ります。
-
後ろのお席をご希望のグループを、いちばん最後に置く
グループの欄の「後ろのお席にまとめる(にぎやかな大人数など)」に チェックを入れると、その組はほかのお客様をぜんぶ置いたあとに置きます。 前から詰めていくので、結果としてほかのお客様のうしろになります。 にぎやかな団体をまん中に置きたくないときに使ってください。
- 前のお席をご希望と同時には選べません(両方入っていたら前が優先)
- 席がゆったりしているときも、わざわざ最後部まで飛ばすことはしません。ほかのお客様のすぐうしろに続きます(ぽつんと離れて座ると、かえって目立つためです)
- ご希望どおりなので、「前の日につづけて後方です」のお知らせは出しません
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相席が要るかどうかを決める
相席とは、別のグループのお客様どうしが同じ2人掛けに並ぶことです。 空席に余裕があるとき、つまり奇数人数のグループの端数を全部「空席」で吸収できるときは、 相席そのものを作りません。余裕がないときだけ相席にします。
相席は「全員なし」か「全員あり」かのどちらかです。 一部のお客様だけ相席にはしません。 残席が微妙で相席ありになった場合、余った後方の席は自由席として座席表に囲んで出します。
2日以上のツアーでは、相席の当番が同じ組にかたよらないように回します。 1日目に相席なしだったお客様から順に、2日目の相席をお願いする形です。
-
席が決まったあとで、男女の並びを整える
このツールはまず席の割り当て(どのグループがどこに座るか)だけを決め、 そのあとでグループの中で誰がどの席に座るかを入れ替えて、男女が並ばないようにします。
座席表にはお名前を出さない(人数と男女の印だけ)ので、 グループの中での並べ替えは自由に効きます。 この順番にすることで、席の取り合いに無理がなくなり、 グループが離れ離れになることがぐんと減りました。
それでも合わないときは、同じ人数・同じ席数のグループどうしを入れ替えて調整します。 どうしても解消できない場合だけ、「◯列目で、別のグループの男女が並んで座っています」とお知らせします。
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色を振る
隣り合った席(左右・前後)に別のグループが来る場合、違う色になるように10色から選びます。 使う回数の少ない色から選ぶので、組数が多いときほど色が散らばって見分けやすくなります。
-
2日目以降は、前後をひっくり返す
2日目は、グループを並べる順番をまるごと逆さまにします。 前から詰めていくので、結果として次のようになります。
1日目の場所 2日目の場所 いちばん後ろ いちばん前へ、すっぽり入れかわります いちばん前 いちばん後ろへ回ります 真ん中あたり あまり変わりません ずらす量は人数の割合で決めます(グループを途中で切ることはありません)。 並べ方そのものはどの日も前から詰めるので、後ろのほうに変な空白ができることはありません。
日数 やり方 2日間 1日目=申し込み順/2日目=前後を反転 3日間 +3日目は、並べ始めるグループをずらして並べ直します 4日間 +4日目は、ずらしたうえでもう一度前後を反転します 真ん中あたりのグループは、あまり動きません。 前後を入れかえるやり方の性質上、そうなります。 気になる場合は、手で入れ替えてください。
ただし「同じお客様が毎日いちばん後ろ」にはしません。 真ん中に留まるのはよくても、後方に居座るのは不公平だからです。 席が窮屈で、前後を入れかえたままでは後ろのお客様を前に出せないときは、 入れかえをやめて「並べ始めるグループをずらす」やり方に切りかえます。 後方の当番が、日ごとに別のグループへ回るようにするためです。
それでも後方が続いてしまうときは、座席表の下でお知らせします。 「お客様A(5名)が、前の日につづけてバスの後方になっています。」のように出ます。
満席に近いと、こうなることがあります。たとえば 5名のグループが1組しかないのに最後部が5席という場合、 最後部を埋められるのはその組だけなので、どう並べ替えても後方から動かせません。 お知らせが出たときは、手で入れ替えるかどうかをご判断ください。ぴったりの位置でうまく収まらないときは、少しずらして試します。 「きっちり前後を入れかえること」よりも グループが離れ離れにならないことを優先しているためです。 まず前後3組ぶんを試し、それでもうまく収まらなければすべての並べ始め方を試して、 いちばんきれいに収まるものを選びます。
前の日と似た並びになることも、なるべく避けます(席替えの意味がなくなるため)。 「半分以上の席がそのまま」という並びは選ばれにくくしています。 ただし、離れ離れにならずに済む並べ方が1通りしかない場合は、似た並びが続くことがあります。
前3列は、前のお席をご希望のグループの専用席ではありません。 ご希望のグループを先に入れたあと、まだ空いていれば、ほかのお客様も前から順に座ります (席を遊ばせないためです)。ご希望のグループの席は先に確保されるので、押し出されることはありません。
前のお席をご希望(有料オプション)のグループは、前3列のなかで順番が回ります。 料金をいただいている以上、どの日も前から3列目までに置きます。 そのうえで、前席のご希望が2組以上あるときは、前3列の範囲内で日ごとに順番をずらします (毎日同じ組が1列目、では不公平なためです)。1組だけのときは実質そのままです。
6. 動作例(こう入れたら、こう並びます)
機械が実際に何をしているかを、入力とその結果の対比でまとめました。 ここに載っていないことは、機械は考えていません。
A. 座席の形
| 選んだ形 | そうなる例(OK) | そうならない例(NG) |
|---|---|---|
| 11列45席 | 1〜10列目は4席(左2+右2)、11列目だけ5席。合計45席。お客様が座れるのは43席 | 11列目が4席になることはありません。座席数を44席や46席にすることはできません |
| 12列49席 | 1〜11列目は4席、12列目だけ5席。合計49席。お客様が座れるのは47席 | 13列以上の車両、サロン席・補助席のある車両には対応していません |
| 業務席 | 1列目の右2席が灰色の点線枠になり、お客様は配置されません | 業務席を左側にしたり、席数を変えたりする設定はありません(AIに頼めば変えられます) |
| 前のお席をご希望(有料オプション)の組 | その席が斜めストライプになり、凡例にも「(前席)」と出ます | グループの色そのものは変わりません(模様だけが変わります)。前席のご希望が無い日は、凡例の注記も出ません |
B. 前のお席をご希望(有料オプション)
| 入力 | 結果 | 画面に出るメッセージ |
|---|---|---|
| 8組目に申し込んだ2名グループに「前のお席をご希望」をチェック | 申し込みが8番目でも、1〜3列目に配置されます | とくになし |
| 前のお席をご希望のグループが合計12名(前3列は10席しかない) | 入りきらないぶんは4列目以降に置かれます | 「前のお席をご希望のグループが多いため、前から3列目まで(お客様が座れるのは10席)に収まりませんでした。お客様F(2名)は4列目以降になります。」 |
| 2日間ツアーで前のお席をご希望が3組 | どの日も前から3列目まで。そのなかで、日ごとに3組の順番が入れ替わります | 座席表の下に「この日は前から並べる順番をずらしています(前のお席をご希望のグループを除く)。」と印刷されます |
C. 相席と男女
| 入力 | 結果 |
|---|---|
| 合計20名(43席のうち23席が空き) |
相席は起きません。3名グループは2人掛け+1人掛け(隣は空席)になります。 画面に「席に余裕があるので、別のグループと並ぶ席(相席)はありません。」と出ます |
| 合計42名(43席のうち1席が空き)で、3名グループが並ぶ | 端数どうしが同じ2人掛けに並びます(相席)。このとき男性の隣は男性、女性の隣は女性になります |
| 男女を「未入力」にしたまま満席近くまで入れた | 相席は起きますが、男女の判定はできません。実際に男女が並ぶ可能性があります。 相席が起きそうなときは、男女を入力してください |
| 合計50名(43席しかない) | 置けなかったぶんについて「座席が足りません。お客様○の△名分を置く場所がありませんでした。人数を減らすか、座席の多い車両を選んでください。」と赤く出ます |
D. 表示ラベル
| 入力 | 座席表に出る文字 |
|---|---|
| お名前を出さない(初期設定) | お客様A(名字の入力欄そのものが出ません) |
| 名字を入れたあと、お名前を出す設定をやめた | お客様A(入れた名字は消えず、設定を戻せばまた出ます) |
| お名前を出す/1組目「山田」・2組目「鈴木」 | 山田様 鈴木様 |
| お名前を出す/1組目「佐藤・太郎」・2組目「佐藤・花子」 | 佐藤太郎様 佐藤花子様(同姓なので自動でフルネーム) |
| お名前を出す/同姓なのに下のお名前が未入力 | 佐藤様 が2つ。画面に「同じ名字のお客様がいます。」の注意と、相手の組へ飛ぶボタンが出ます |
| 4名グループ | 枠の中に お客様○ と人数の丸数字 ④ が1回だけ出ます |
E. 複数日
| 入力 | 結果 |
|---|---|
| 日数「2」、出発日 10/25 | 2ページぶんの座席表。見出しは「1日目 10/25(土)」「2日目 10/26(日)」 |
| 日数「2」で、1日目に1列目だったグループ | 2日目は後方に移ります(前のお席をご希望のグループを除く) |
| 日数「3」で、9組27名 | 2日目は前後をまるごと入れかえ、3日目は並べ始めるグループをずらします。ただし真ん中あたりの組はあまり動きません |
| 日数「4」 | 「反転 → ずらす → 反転」と重ねていき、4日とも違う並びになります |
| どの日も | 座席は前から順に詰まります。真ん中や後ろに、不自然な空きのかたまりはできません |
E2. ほぼ満席のとき(見本「ほぼ満席」で試せます)
席が埋まってくると、ゆとりのある配置ができなくなります。 そのとき機械が何をして、どんなメッセージを出すのかをまとめました。
| 起きること | 機械の動き/出るメッセージ |
|---|---|
| 空席が少なくなる 例:42名/43席 |
自動で相席ありに切り替わります。座席表の上に 「お客様42名/お客様が座れる席43席(空席1席)。席に余裕がないため、別のグループどうしが並ぶ席(相席)が出ます。 相席になるときは男女が並ばないようにしています。」と出ます |
| 端数のグループが増える | 取り置きの空席をやめ、角を欠けさせた形も使ってすき間なく詰めます。 混んでいるときは、人数ごとの理想のかたちより前から詰めることを優先します |
| 前のお席をご希望が定員を超える 前3列はお客様用が10席 |
「前のお席をご希望のグループが多いため、前から3列目まで(お客様が座れるのは10席)に収まりませんでした。
お客様D(4名)は4列目以降になります。」 申し込みが早い組から順に前3列に入ります |
| 大人数のグループがまとまらない |
「お客様L(6名)は、6名がまとまって座れる空きがなかったため、2か所以上に分かれました。」 分かれた場所は、どちらも同じ色の枠で囲まれます |
| グループがまとまらない |
前後に長い形にしてでも、ひとつづきを優先します。
「席が混んでいるため、お客様C(5名)の席が前後に長くなっています。同じグループはひとつづきになっています。」 それでも無理なときだけ分かれます(【要確認】付きで先頭に出ます) |
| どうしても男女が並んでしまう |
「7列目で、別のグループの男女が並んで座っています。席がほぼ埋まっていて、
ほかに組み合わせがありませんでした。気になる場合は手で入れ替えてください。」 見本「ほぼ満席」では、うまく組み合わせが見つかるのでこの注意は出ません |
| そもそも席が足りない |
「座席が足りません。お客様Wの2名分を置く場所がありませんでした。
人数を減らすか、座席の多い車両を選んでください。」 置けなかった人は、黙って消えるのではなく必ずメッセージで知らせます |
注意が出ても、座席表は完成しています。 「こういう事情でこうなりました」というお知らせなので、 困る場合だけ手で直してください。
F. グループの囲み方
| 入力 | 座席表での形 |
|---|---|
| 2名グループ | 横に並んだ2席を1つの枠で囲みます |
| 3名グループ | 通路をまたいだ横一列で囲みます。空席は枠に入りません |
| 1名グループ | 1席ぶんの枠。2人組には見えません。となりを空けておく場合も、その空席は枠の外です |
| 5名グループ | 4+1で囲みます(片側に4名、通路をはさんで同じ列に1名)。 2名と3名に割れるような、半端な分かれ方はしません |
| 4名グループ | 2席×2列の正方形で囲みます。前の列が埋まっている場合は、通路を跨ぐ横4席の枠になることもあります |
| 8名グループ | 横4席×2列(通路を跨ぐ)の枠で囲みます。通路の部分も枠でつながります |
| どのグループも | 前後の奥行きは2列まで。3列以上に伸びることはありません。 2名のお客様が前後に縦並びになることもありません |
| どのグループも | 名前と人数は枠の中に1回だけ。座席ごとには書きません |
| 別のグループの男女がとなり合ったとき | その2席がオレンジの破線で囲まれ、左下に「男女」の印が付きます。 印刷にも出ます(分割の赤い実線とは線の種類が違うので、白黒でも見分けられます) |
| 席が分かれてしまったとき | そのグループの席が赤い太枠で強調されます(分かれた両方の場所とも)。 枠の中には「席が2か所に分かれています」「分かれた席」と出ます。 印刷にも赤い太枠が出ますので、現場で見落としません |
| 席の空きぐあいの都合でひとかたまりにできないとき | 入るかぎり大きい形に分けて、同じ色の枠で囲みます。「お客様○(6名)は、6名がまとまって座れる空きがなかったため、2か所以上に分かれました。」と画面に出ます |
| 後方が丸ごと空いているとき | その部分をまとめて1つの枠で囲み、「自由席」と表示します |
7. 機械にできないこと(限界)
大前提として、機械が見ているのは「入力された内容」だけです。 入力が実際の申し込みと違っていれば、その間違いは見つけられません。
入力頼みなので、間違えても気づけません
- 男女の別…入力されたとおりに扱います。入れ違っていても分かりません。「未入力」の方は誰とでも相席になります
- 人数…実際の申し込み人数と合っているかは確認できません
- 前のお席をご希望のチェック…料金をいただいたかどうかは分かりません
- 申し込み順…画面の並び順をそのまま申し込み順として扱います
- お名前…漢字の間違い・同姓同名は判定できません
そもそも考えていないこと
- 実際の車両との違い…このツールの座席図は2種類の型だけです。サロン席・補助席・車いす対応席・トイレ・座席の間隔などは反映されません。必ず当日の車両で確認してください
- お客様の年齢・体調・酔いやすさ・お体のご不自由さ
- 車窓の見え方、日当たり、タイヤの上の席かどうか
- 「あの方とは離してほしい」といった個別のご要望
- グループどうしの関係(同じ団体の別申し込みなど)
- 乗降口からの動線、降車の順番
- 法令・約款上の決まり(会社の決まりに従ってください)
くり返しになりますが、このツールが作るのは下書きです。 個別のご事情は機械には分かりません。最後は必ず添乗員の判断で手直ししてください。 手直しは、席を2回押すだけでできます。
8. 自分用に変えたい(AIに頼む)
このツールは、コピーも改造も配り直すのも自由です。 座席の形を自社の車両に合わせたり、席の決め方を自社のやり方に変えたりできます。 そして、その改造も、AIに日本語で頼めばやってもらえます。 プログラミングの経験は要りません。実は、このツール自体もそうやって作られました。
はじめに あなたの情報がどこに行くか
AIに頼む話に入る前に、入力した情報がどこまで届くのかを先に整理しておきます。 仕組みがわかっていれば、安心して使えます。
1. ふだんの利用は、この端末の中で完結します
このツールはHTMLとJavaScriptだけでできた静的なファイルで、 送信先となるサーバーもデータベースもありません。 入力したお客様のお名前・人数・男女の別も、作った座席表も、 ブラウザの中で処理され、ブラウザの外には出ません。 保存先もこの端末のブラウザだけです。ネットワークにつながっていなくても動きます。
2. AIにカスタマイズを頼むときだけ、情報の流れが変わります
AIコーディングエージェントにフォルダを渡すと、AIはフォルダの中身を読みます。 読んだ内容は、あなたが契約しているAI事業者 (OpenAI・Anthropic・Google など、使っている道具の提供元)に送られます。 これはこのツール固有の話ではなく、AIに何かを読ませるとき全般に当てはまります。
なお、送信先はあくまであなたが契約しているAI事業者です。 わたしたちAIかけこみ寺には、何も渡りません。受け取る仕組みを持っていないためです。
3. お客様の情報は「学習に使われない」設定・プランで
多くのAIサービスには、入力した内容をAIの学習に使うかどうかの設定があります。 たとえばChatGPTは設定画面で学習をオフにできますし、 Claude・Gemini などの有料プラン・法人向けプランでは、入力が学習に使われないのが一般的です。 お客様の情報を扱うなら、そうした設定・プランを選んでおくと安心です。 条件は各社で変わることがあるので、契約前に提供元の案内を確認してください。
4. そもそも渡さなくてよい情報は、渡さない
いちばん確実なのは、渡さなくてよいものを最初から入れないことです。 席を決めるのに必要なのは人数・男女・前席オプションの有無だけで、 お名前は無くても座席表は作れます。 AIに改造を頼むときは、お客様の情報が入っていない状態のフォルダを渡すのが安全です。 画面の「グループを全部消す」を押してから渡してください。
5. 保存ファイルの置き場所に気をつけてください
「保存ファイルを作る」で作ったファイルには、入力したお名前や男女の別が入っています。 これはお客様の個人情報です。共有フォルダに置きっぱなしにしない、 不要になったら消す、AIに渡すフォルダに入れない、といった扱いをしてください。
手順1 このプロンプトをAIにコピペする
Claude Code や Codex のような 「AIコーディングエージェント」と呼ばれる道具を用意して、下の文をそのまま貼り付けてください。 ソースの入手(初回)も更新(2回目以降)も、AIが全部やってくれます。
「バス座席表メーカー」というオープンソースのツールを、自分用に手直ししたいです。 まず、ソースを手元に用意してください。 - 置き場所: https://github.com/ai-kakekomi/bus-seat-maker - 手元にまだ無ければ、作業用フォルダに git clone してください - すでに手元にあれば、git pull で最新に更新してください(私が加えた変更は消さないでください) - 用意できたら中身をひととおり読んで、このツールが何をするものか、 席の決め方がどのファイルに書いてあるかを、日本語でかんたんに教えてください - 最後に、ローカルサーバー(例: python3 -m http.server 8000)で開いて、 画面がちゃんと表示されることを確認してください - 作業を始める前に、渡したフォルダにお客様の個人情報や社外秘の情報が 入っていないか、私に確認してください
AIコーディングエージェントの導入手順は道具によって違うので、公式の案内に沿って進めてください。 GitHubのページ から「Code」→「Download ZIP」で手に入れても構いません。
手順2 やりたいことを日本語で頼む
専門用語は要りません。やりたいことをそのまま書けば通じます。 どのファイルを直せばよいかは、AIが自分で探します。
このツールを、うちの会社のバスに合わせて直してください。 - 中型バスの「9列33席」(1〜8列は4席、9列目だけ5席)を選べるようにしてほしい - 業務席は最前列の右2席ではなく、最前列の左1席だけにしてほしい - 前席オプションの範囲を「前から3列目まで」ではなく「前から5列目まで」にしてほしい - 座席表の見出しに「集合時刻」の欄を足して、印刷にも出るようにしてほしい 作るときのお願い - 席の決め方は js/seat.js にまとまっているので、そこを直してください - test/run.js のテストが全部通ることを確認してください。 仕様を変えたときは、テストのほうも直してください - 作業を始める前に、渡したフォルダにお客様の個人情報が入っていないか、 私に確認してください
ほかの頼みかたの例
- 席の決め方を変える:「相席は絶対に作らないで、席が足りないときはエラーにして」
- 席替えの規則を変える:「日ごとの席替えを、順番をずらすのではなく左右の入れ替えにして」
- 入力を増やす:「『車いすをご利用』のチェックを足して、その方は最前列の通路側にして」
- 印刷を変える:「座席表の下に、お客様の一覧(番号・人数)の表も印刷して」
- 入力を楽にする:「予約一覧の表を貼り付けたら、グループが自動で入るようにして」
- 見た目を変える:「会社のロゴと色に合わせて、画面と印刷の見た目を変えて」
うまくいかないときは、何がどう困っているかをそのまま伝えるのがコツです。 「画面が真っ白になった」「席が変なところに入る」と伝えれば、AIが直してくれます。
手順3 画面で確かめる/元に戻す
- ブラウザで再読み込み(Ctrl+F5)して、 座席表づくりの画面に反映されているか見ます。 「動かして確認して」と頼めば、AIが確認まで済ませてくれます。
- このツールには自動テストが付いています。改造したら 「テストを流して、全部通ることを確認して」と頼んでください。 席の決め方を壊していないかが分かります。
- 失敗しても大丈夫です。 おかしくなったら「さっきの変更を全部取り消して」と頼めば元に戻ります (ZIPで手に入れた場合は、展開し直せば戻ります)。
できあがったツールをふだん使っている間は、入力した内容がこの端末の外に出ることはありません。 情報が動くのは、この章の冒頭で説明したとおり AIにカスタマイズを頼むときだけです。
ライセンスと、改造版の公開について
このツールはオープンソースで、MITライセンスで公開しています。
商用利用を含めて自由に使え、改造したものを公開・販売することもできます。
お願いしているのは著作権表示とライセンス文(同梱の LICENSE)を残すことだけです。
改造したものを公開・共有していただくのも大歓迎です。 本家に取り込めそうな改善は、GitHubのIssueやPull Requestでお待ちしています。 うまくいかなかったら気軽にご相談ください (info@ai-kakekomi.com)。
わたしたちAIかけこみ寺は、AIの使い方を学べる無料のAI教室を各地で開いています (ai-kakekomi.com)。 AIの恩恵をすべての人へ。このツールが、その入り口のひとつになればと思って公開しています。
9. 困ったときは
- 入力した内容が消えてしまった
- 入力はこの端末のブラウザに自動保存されますが、 「グループを全部消す」を押した場合、ブラウザの閲覧履歴・サイトデータを削除した場合、 シークレットウィンドウを閉じた場合は消えます。 大事なツアーは「保存ファイルを作る」で控えを取っておいてください。
- 別のパソコンで続きをしたい
- 「保存ファイルを作る」でファイルを作り、そのファイルを別のパソコンに移してから 「保存ファイルを読み込む」で読み込んでください。 このファイルにはお客様のお名前が入ることがあるので、置き場所にはご注意ください。
- 手で直した席が元に戻ってしまった
- グループの人数・日数・座席の形などを変えると、席を最初から決め直します。 手直しは、入力を全部終えてからいちばん最後に行ってください。
- 印刷すると入力欄まで印刷されてしまう
- 印刷用の設定で、入力欄とボタンは自動的に除かれます。 色の枠が出ないときは、ブラウザの印刷画面で「背景のグラフィック」を有効にしてください。
- 1ページに収まらない
- 印刷画面で用紙をA4縦、余白を「既定」、拡大縮小を「100%」または「用紙に合わせる」にしてください。 ツアー名が長いと2行になることがあります。短くすると収まります。
- うちのバスの座席と形が違う
- このツールは11列45席と12列49席の2種類だけです。 8章のプロンプトでAIに頼めば、自社の車両の形を足せます。
- おかしな席順になる
- 席を1つ押して、次に入れ替え先の席を押せば、1席ずつ入れ替えられます。 決め方そのものを変えたいときは、8章のとおりAIに頼んでください。 本家への改善のご提案も歓迎です(info@ai-kakekomi.com)。
10. 免責事項
本ツールが作る座席表は下書きです。実際の車両の座席配置、お客様のご要望、 社内の決まりとの突き合わせは、必ずご自身で行ってください。
- 本ツールは無保証です。制作者・提供者は、本ツールの利用によって生じたいかなる損害についても責任を負いません。
- 本ツールの座席図は一般的な大型観光バスを想定した簡略図であり、実在の車両の座席配置とは異なる場合があります。
- 男女の別・人数・オプションの有無は入力された内容をそのまま扱います。入力の誤りは検出できません。
- 座席表にお客様のお名前を印刷するかどうかは運用上の判断です。個人情報の取り扱いは、貴社の規程に従ってください。
ライセンスは MIT です。商用利用を含めて自由に使えますが、
著作権表示とライセンス文を残してください。詳しくは同梱の LICENSE をご覧ください。